フォーブス誌の女性アスリート長者番付でテニス選手が上位9人までを独占
アメリカの経済誌「フォーブス」がウェブサイトを更新し、女性アスリートの長者番付でテニス選手が上位9人までを独占したと発表した。
これは2019年6月1日から2020年6月1日までを集計(賞金、給与、ボーナス、出場料、契約金などの合計)したもので、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる中断で影響を受けたのは約2ヵ月半となる。従って翌年の集計では、大幅に収益が減ることが予想される。
この期間で500万ドル以上稼いだ女性アスリートはテニス選手以外おらず、10位はサッカー選手のアレックス・モーガン(アメリカ)で460万ドルだった。
トップは大坂なおみ(日清食品)の3740万ドルで、2015年にマリア・シャラポワ(ロシア)が打ち立てた2970万ドルを上回る女性アスリート最高記録を樹立した。
大坂は賞金が340万ドルだったが、契約金3400万ドルを加えて1位となった。36000万ドルで2位だったセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)もまた、シャラポワの記録を破った。
獲得賞金トップ(1010万ドル)のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が1310万ドルで3位、ウインブルドン女王のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が1090万ドルで4位、USオープン覇者のビアンカ・アンドレスク(カナダ)は890万ドルで5位だった。(テニスマガジン)
フォーブス女性アスリート長者番付2020|上位10傑
1位 大坂なおみ(日本/日清食品):3740万ドル(賞金340万ドル、契約金3400万ドル)
2位 セレナ・ウイリアムズ(アメリカ):3600万ドル(賞金400万ドル、契約金3200万ドル)
3位 アシュリー・バーティ(オーストラリア):1310万ドル(賞金1010万ドル、契約金300万ドル)
4位 シモナ・ハレプ(ルーマニア):1090万ドル(賞金690万ドル、契約金400万ドル)
5位 ビアンカ・アンドレスク(カナダ):890万ドル(賞金490万ドル、契約金400万ドル)
6位 ガルビネ・ムグルッサ(スペイン):660万ドル(賞金210万ドル、契約金450万ドル)
7位 エリナ・スビトリーナ(ウクライナ):640万ドル(賞金540万ドル、契約金100万ドル)
8位 ソフィア・ケニン(アメリカ):580万ドル(賞金480万ドル、契約金100万ドル)
9位 アンジェリック・ケルバー(ドイツ):530万ドル(賞金130万ドル、契約金400万ドル)
10位 アレックス・モーガン(サッカー選手/アメリカ):460万ドル(給与&ボーナス40万ドル、契約金420万ドル)
※写真は昨年のチャイナ・オープンで優勝した大坂なおみ(日清食品)(Getty Images)
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