東レPPOテニスの中止でアジアでのプレミア大会は今季全滅

11月に東京で開催される予定だったWTAツアー公式戦が、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりキャンセルされた。

 3月途中からツアーの中断を余儀なくさせたパンデミックにより、「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/ハードコート)は9月から11月に延期されていた。大阪で開催された昨年の大会では、日本の大坂なおみ(日清食品)が地元で初のタイトルを獲得していた。

 火曜日の発表に先立ち、深圳でのWTAファイナルズを含む中国で今シーズン後半に予定されていた男女全11大会の中止が発表されていた。

 男女のプロテニスツアーは8月からの再開を目指しており、現状では来週の「パレルモ女子オープン」(WTAインターナショナル/クレーコート)が初戦となっている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は2019年東レ パン・パシフィック・オープン(大阪・ITC靱テニスセンター)の記者会見での大坂なおみ(日清食品)(Getty Images)

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