ムラトグルー氏らが創設の「UTS」は新世代テニスファンへのアピールを目指す
世界10位のダビド・ゴファン(ベルギー)もこの大会に出場しており、もうひとりのトップ10プレーヤーは今週中に発表されることになっている。そのほか出場が予定されている選手の中には、世界20位のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、50位のリシャール・ガスケ(フランス)、58位のルカ・プイユ(フランス)、239位のダスティン・ブラウン(ドイツ)らがいる。
19歳のオジェ アリアシムは出場者の中でもっとも若く、同じく8月8日に誕生日を迎えるロジャー・フェデラー(スイス)のちょうど半分の年齢だ。5年前のウインブルドンでグランドスラム大会を19度制しているラファエル・ナダル(スペイン)を倒したブラウンは、35歳で最年長となる。
モナコに住んでいる何人かの選手たちにとって、会場が海外沿いに僅か50kmのところにあることを考えるとアクセス面で非常に都合がよい。
21歳のチチパスはコート上で自分の感情を表現する華やかなプレーヤーで若い視聴者にとって魅力的な存在だが、同時にジョン・マッケンロー(アメリカ)やビヨン・ボルグ(スウェーデン)のような選手たちがヘッドバンドをつけていた過去のよき時代を彷彿させる選手でもある。
昨年のオーストラリアン・オープンで準決勝に進出し、すでにATPツアーで5つのタイトルを獲っているこの長身でロングヘアーのギリシャ人は、2015年からムラトグルー・アカデミーのメンバーだ。
「2017年に世界203位だった僕は、このアカデミーで開催されたソフィア アンティポリス・チャレンジャーでワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取った」とチチパスは振り返った。「それから3年が経った今、僕は自分がどれほど遠くまで来たかに感謝の気持ちを抱いている」。
昨年のUSオープンで力強い進撃を見せたベレッティーニは、急激にランキングを駆け上がった。最終的に優勝したナダルに対する準決勝で、彼は第1セットのタイブレークで一時4-0とリードしていたのだ。
今年に入って僅か2試合しか公式戦をプレーしていない24歳のベレッティーニは、コートに戻る日を心待ちにしている。ベレッティーニがプレーした2試合はいずれもオーストラリアン・オープンでのもので、彼は2回戦でテニス・サングレン(アメリカ)に敗れていた。
「決して終わらないかに思えた活動停止期間のあと、本当に戦いたくて仕方がない」とベレッティーニは意欲を見せている。(APライター◎ジェローム・パグマイア/構成◎テニスマガジン)
※写真はATPカップに向けてブリスベンの会場で練習中のステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)
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