覚えたいのはナチュラルスピンサービス「ドリル50|超基礎編」_ドリル16-20「切り返し編」【本誌連動動画】

テニスマガジン2020年9月号の巻頭技術特集は、堀内昌一先生(亜細亜大学教授 / テニス部監督)がナチュラルスピンサービス(自然な回転がかかったサービス/サービスの基本となる打法)を覚えるためのドリルを〈50〉指導しています。ここに紹介する動画(13分25秒)は、そのうちのドリル16から20まで、「切り返し編」です。動画の詳しい解説は前述のテニスマガジン2020年9月号に掲載しています。テキストと動画は連動していますので、あわせてご覧ください。(編集部)

202009 TM ナチュラルスピンサービスドリル50 16 20 切り返し編


ドリル16|吊革サービス

 サービスの一連の運動の中でもっとも抜けやすいのが、肩を回す運動です。テークバックからフォワードスイングへの切り返しで、肩は回ります(内旋、外旋)。

 それを電車やバスの中にある吊革につかまって再現します。最初に吊革につかまった状態がテークバックです。仮に電車の急ブレーキがかかったとすると、吊革を持った状態から身体が前を向くと切り返しが起きます。身体を回転させると右肘が前に出て、肩が外旋します。これでフォワードスイングに続きます。

 肘の角度は90度を保ち、吊革につかまってゆらぎを感じながら切り返しを体験しましょう。

 
ドリル17|ペットボトル切り返し

 テークバックからフォワードスイングに入るための切り返しは非常に重要です。そのときの腕の動き、肩の動きがわからない方におすすめの練習がこれです。大学野球部に教えてもらいました。水の入ったペットボトルを用意します(野球部は湯飲みを使っています)。

 屈んで、右足前方にペットボトルを置いてください。右手を内側から外側に向け、ペットボトルを握ります。そして水がこぼれないように肘を高く持ち上げて(これがテークバック)、そこから身体を回しながら、肩を回しながら、水をこぼさないように切り返して肘を前に出します(フォワードスイング)。

 
ドリル18|うちわサービス

 テークバックからフォワードスイングへ切り替える場所が切り返しです。テークバックからフォワードスイングへ加速をしたいので、ある程度の静止とともに正確に切り返しを行う必要があります。肩、肘、腕の回転が続くようにします。それが続くことでエネルギーが大きくなりながら伝わっていきます。

 うちわをコンチネンタルグリップの末端ではさみ、テークバックからフォワードスイング、インパクト、フォロースルーと続けて素振りをしてみてください。うちわが身体のどこにも当たらずに、きれいに回転すれば正しい切り返しができています。うちわによってスイングが可視化できます。

 
ドリル19|シングルススティックサービス

 四角いシングルススティックでサービスの素振りをします。「面」がある角棒は正しいスイングができているかどうか可視化できます。

 シングルススティックの真ん中くらいをコンチネンタルグリップで持ち、サービスの素振りをしましょう。テークバックからフォワードスイングへの切り返しでは、スティックの先端を反対側の端と入れ替えて肘が前に出てくるようにします。そして最後まで腕を回し続けましょう。面も回転し続けます。

 
ドリル20|ボール缶スロー

 プラスチックのボール缶4個入りを利用します。ボールを中にひとつだけ入れ、サービスモーションをします。テークバックのあと一瞬の静止状態から、身体を回してフォワードスイングへ切り返します。身体を回すと続いて肩が回り、腕が回っていきます。そしてボールには右方向へのエネルギーが働いて、斜め上方向に飛び出します。正しい切り返し動作ができるとボールは前方高くへ飛び出します。

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