覚えたいのはナチュラルスピンサービス「ドリル50|超基礎編」_ドリル11-15「トス編」【本誌連動動画】

テニスマガジン2020年9月号の巻頭技術特集は、堀内昌一先生(亜細亜大学教授 / テニス部監督)がナチュラルスピンサービス(自然な回転がかかったサービス/サービスの基本となる打法)を覚えるためのドリルを〈50〉指導しています。ここに紹介する動画は、そのうちのドリル11から15まで、「トス編」です。動画の詳しい解説は前述のテニスマガジン2020年9月号に掲載しています。テキストと動画は連動していますので、あわせてご覧ください。(編集部)




ドリル11|ボール2個持ちトス



 トスが乱れるとサービスの精度も悪くなるため、正確にボールを上げる練習が必要です。トスが乱れる人の多くは、ボールの持ち方に問題があり、一番多いのが手のひらを上向きにして乗せるタイプ。その状態ではボールが転がってしまいます。また手首が使える状態のため高く放ったり、肘が下を向いて曲げられるため、やはりトスが乱れます。
 正しくボールを持ってトスアップを行います。ボールを2個持ち、先端の1個を使うようにします。手のひらを横向きにすると、手首、肘がロックした状態(使えない状態)となり、ボールを高い位置で離せるため加速せず、安定します。
 
ドリル12|ドリルプロテクター

 手首を使ってトスを上げる人は、ボールがいろいろな方向へ高く上がります。そこで、ボウリング場で売っているプロテクターをトスを上げる左手に装着して、手首を使わないようにします。
 プロテクターをすると手首が後ろに曲がらなくなり、手のひらでボールを持つことができなくなります。そこで手のひらを横向きにボールを持つことになります。これで手首を使わずにゆっくりと上げ、高い位置でボールを離すことができるので、加速して高く上がることがなく、トスが低めに安定します。

 
ドリル13|トスアップライン


 バンザイ型のスイングをする人はトスを前に上げます。前に上げるとボールが加速して、コンタクトが難しくなるほか、身体のひねりが使えず、動作方向と打球方向が同じとなってスピンがかかりません。
 そこでベースラインをうまく活用して、身体をひねりながらのトスアップを練習します。トスアップの腕の軌道をイメージするため、ベースライン上に目印を置きましょう。構えたあと、身体を横にひねって腕をベースラインに沿うように(横)から上げて、斜め前へと上げます。

 
ドリル14|トスアップラインをフェンスに描く


トスを前から上げると低い位置から放り上げるため、ボールが加速して高く上がります。さらに落ちてくるときも加速しているためコンタクトが難しくなるばかりか、前を向いて打球するため回転がかかりません。
 そこでトスアップは横から上げます。フェンスにトスアップの正しい軌道をイメージしてボールをはさみ(これを行うことで正しいイメージがあるかどうか確認できます)、そのボールの軌跡を追うようにトスアップの練習をします。


ドリル15|バスケットゴールトス

トスは身体をひねりながら横方向から前へ上げ、放物線を描きます。そこで、バスケットボールのゴールをインパクトに見立てて設置し、トスアップしたボールが放物線を描いてゴールに入るように練習します。サービスを打つつもりでクローズドスタンスで横向きに構えて、トスアップしてください。
 一方で、身体をひねらず前を向いてトスアップする人は、ゴールは前になります。そこにボールを入れようとすれば、腕を下から上に真っすぐ上げなければ入りません。それをするとボールが加速して難しくなります。ゴールに入れるには低い位置で手投げをすることになってしまいます。

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