今回はテニス選手の結婚について。地位と名誉を手にした選手が大切な人と出会って結ばれた話、または別れた話を調査してみた。【2017年6月号】

写真◎Getty Images

※文中は主に2017年4月時点のもの

ロジャー・フェデラー&ミルカ

フェデラーを迎え入れるミルカ

 フェデラーの妻であり、愛称“ミルカ”でお馴染みのミロスラバ・ヴァヴリネックは元テニス選手。世界ランク最高88位だった彼女とフェデラーの出会いは00年シドニー五輪。ともにスイス代表に選ばれ、オリンピックの選手村でフェデラーがミルカにひとめ惚れ、猛アタックを仕掛けたとか。元選手で理解度もあることから、フェデラーのマネージャーもこなす。4人の子供を授かり、双子の娘、双子の息子の子育てに奮闘中。

セレナ・ウイリアムズ&アレクシス・オハニアン

セレナ(左)と夫のオハニアン

 女王セレナは昨年末にゴールイン。お相手はアメリカの大手ソーシャル・ニュース・ウェブサイト「レディット」立ち上げ人のオハニアン氏。「15年末頃にランチで偶然出会い、デートするようになった」と現地メディアは伝えており、昨年末にオハニアンがセレナに4つの英単語でプロポーズをした。セレナは求婚を受け入れる「I said yes」というフレーズをタイトルとした投稿をSNSに上げ、これが事実上の婚約発表となった。

ノバク・ジョコビッチ&エレナ・リスティッチ

 ジョコビッチと妻エレナは高校時代から交際。8年の歳月を経て2014年7月に結婚した。身内や近しい関係者だけで行われた挙式にはマレーも出席。新郎・ジョコビッチをサポートする世話人を務めた話は有名である。同年10月に第一子男児の「ステファン」が誕生。2017年には第二子となる女の子「タラ」も生まれた。

アンディ・マレー&キム・シアーズ

マレー(左)とキム・シアーズ

 マレーの妻キム・シアーズはテニス一家に生まれた。父ナイジェルは名コーチとして有名で、アナ・イバノビッチなども指導していた。キムは2005年全米オープンのパーティーに父とともに出席。その席で18歳のマレーと知り合ったという。ふたりは2009年に一度別れたが、その原因はマレーの“テレビゲーム狂”だった。趣味のゲームに没頭するマレーの姿に愛想を尽かしたそうだ。ただ、翌年に復縁。順調に愛を育み、2015年4月にマレーの地元・スコットランドで挙式を挙げた。

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