4年に一度、シニアのための世界大会「ワールドマスターズゲームズ2021関西」にチャレンジ![特別インタビュー]杉村太蔵さん(元衆議院議員)
生涯を通してスポーツを楽しむ
編集部 この大会にはどんな人に挑戦してもらいたいと考えていますか?
「昔は一生懸命にテニスをしていたけど今は……という人でも、逆にテニスを今から始めようとする人でも、とにかく誰でも参加できるのがこの大会のよいところなので、いろんな人に大会を知ってもらって多くの方に出場してもらいたいですね」
編集部 レベルは関係ないですからね。
「私は今度の2021年大会の成功の基準はテニスに限らず、各競技、いかにレジェンドたちが参加してくれるかだと思っているんです。オリンピック選手は最高の技を競い合いますが、この大会は生涯を通してスポーツを楽しむということがテーマ。結果ではなく、それをできた人が勝者だと思っています」
編集部 杉村さんの現在のプレー頻度はどれくらいですか?
「だいたい10日に1回くらいですね。(大会は)まだ先なので強く意識することはないんですが、常に練習するときは頭の中に大会を目標としてやっています」
編集部 北海道の札幌藻岩高時代はインターハイの団体戦と個人戦ダブルスでベスト4、国体のダブルスでは優勝もしていますね。当時と比べてプレーは変わりましたか?
「当時も今も私はサービス一本ですから! どんどん前ですね。長いストロークは好きではないので、年齢を重ねるごとに早い展開が好きになってきました(笑)。ボレーとスマッシュが得意なので、サービスからそこに早く持ち込みたいんです。長いラリーは本当にダメで、でも今のテニスはやっぱりストロークがよくないといけない!」
編集部 大会まで2年を切ってしまいましたが、どんなところに今後は磨きをかけていきたいですか?
「欲を言ったらキリがないんですが、練習時間をもっと増やしたいですね。大会が近づくにつれて増やしていかないといけないと思っています。定期的に練習する機会とかないですかね。あ、そうだ、テニスマガジンで練習会の企画をしてくださいよ。『ロード・トゥ・世界マスターズ』とかどうですか? 月1回でもいいですから練習会しましょう! 私がリーダーになってもいいですよ!」
編集部 杉村さんは本当にテニスが好きなんですね。
「大好きですよ! 私は死ぬ前日までテニスをやりたいと思っている人間なんです。だってテニスをやっているときが一番幸せですから。大好きなんですよ、テニスが!」
高校時代の杉村さん。テニスに明け暮れる毎日だった(写真◎BBM)
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