4年に一度、シニアのための世界大会「ワールドマスターズゲームズ2021関西」にチャレンジ![特別インタビュー]杉村太蔵さん(元衆議院議員)


編集部 目標は大切ですよね。杉村さんもこの大会に出ると目標を立てて、何か変わりましたか?

「生活に張りが出てきました。大会に出るとなると、まず練習をするようになるじゃないですか。練習しようとなると生活に気をつけるようになります。食事とか、前日の夜は飲み過ぎないようにしようとか、身体のコンディションを整えようとなる。ひとつの大会に出ることをきっかけに、健康の大事さを再認識させられるし、大会に出るという目標を持つだけで気持ちが違ってきますよね」

編集部 結果も大事ですが、そこに挑戦しようとする気持ちが大事と。

「大会に出るということは、どういうことかわかりますか? これはぜひ書いておいてもらいたいのですが、そこに記録が残るということなんですよ。結果は1回戦負けでも2回戦負けでもいい。名前と記録が永遠に残る。これはとても素敵な話だと思いませんか? 私なんかテニスだけでなく、ほかの競技にも出ようと思っているんです」

編集部 どの競技にも出場できるというのが、この大会の特徴です。

「これがこの大会のすごく大事なポイントなんです。例えば、私が41歳になる2021年大会で100m走に出場して13秒だと記録が残れば、私の子供、孫が同じ年になったとき、世代を越えて、私の記録と比べることができるじゃないですか。そこに挑戦するかもしれない。繰り返しになりますけど、記録が残るというのは、そういうことだと思うんですよね」

エキシビションマッチの相手、グランドスラム出場経験のあるジェームズ・グリーンホールと記念撮影(写真/James Yang)

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