1959年グランドスラム2冠のアレックス・オルメド氏が84歳で死去

写真は2017年12月にアメリカ・カリフォルニア州で行われた国際テニス名誉の殿堂の式典でのアレックス・オルメド氏(左)、右はスタン・スミス(アメリカ)(Getty Images)

ATP(男子プロテニス協会)が木曜日に公式サイトを更新し、グランドスラムの男子シングルスで2度優勝したアレックス・オルメド氏が脳癌のため12月9日に84歳で亡くなったと発表した。ペルー・アレキパ出身出身のオルメド氏は同国が生んだもっとも著名なテニス選手だが、1999年にアメリカの市民権を得てアメリカ国籍となった。

 南カリフォルニア大学在学中の1956年と58年にNCAA(全米大学体育協会)テニス選手権の単複で優勝したオルメド氏はハミルトン・リチャードソン(アメリカ)とのペアで臨んだ1958年の全米選手権でグランドスラム初優勝を飾り、1959年の全豪選手権とウインブルドンでは男子シングルスを制して四大大会年間2冠を達成した。

 また彼はペルーにまだデビスカップ代表チームがなかった1958年と59年に例外的にアメリカ代表としてプレーし、58年の優勝に貢献した。1960年からプロに転向したオルメド氏は、1987年に国際テニス名誉の殿堂入りを果たした。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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