アジア・パシフィック枠のワイルドカードはナガルとワン・シユ [オーストラリアン・オープン]

写真はスミト・ナガル(インド/左)とワン・シユ(中国)(Getty Images)

2021年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)が公式サイトを通し、世界ランク136位のスミト・ナガル(インド)と123位のワン・シユ(中国)がシングルスでアジア・パシフィック枠の本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)の権利を獲得したと発表した。大会は予定より3週間遅れ、本戦は2月8から21日までメルボルン・パークで開催される。

 大会主催者によると、ふたりは同地域で本戦に入れなかった選手の中で25歳以下の最高ランクだったことで選ばれた。本来であればアジア・パシフィック枠のワイルドカードは予選会となるプレーオフ大会の勝者に授与されるが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となっていた。

 23歳のナガルは今年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でグランドスラム初勝利を挙げたが、過去2度(2018年、20年)の全豪ではいずれも予選1回戦で敗れていた。元ジュニア世界ナンバーワンで2018年USオープンでジュニアの部のチャンピオンに輝いたワンは、2度目の挑戦だった今年は予選決勝で惜敗して初の本戦入りを逃していた。(テニスマガジン)

※文中の世界ランクは12月28日付

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写真◎Getty Images

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