準優勝歴5回のマレーら8人が新たに本戦ワイルドカードを獲得 [オーストラリアン・オープン]

写真は2019年オーストラリアン・オープンで引退を示唆する記者会見を行ったアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)

2021年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)が公式サイトを通し、元世界ランク1位のアンディ・マレー(イギリス)がシングルスの本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)の権利を獲得したと発表した。大会は予定より3週間遅れ、本戦は2月8から21日までメルボルン・パークで開催される。

 全豪でのマレーは2006年から12連連続出場する過程で5度決勝に進出したがタイトルに届いておらず、最後にプレーした2019年には股関節の問題により引退の可能性を示唆する会見を開いていた。今シーズンのマレーは骨盤の故障から8月に復帰したが4大会でしかプレーできず、3勝4敗の戦績で終えてランキングを122位まで落としている。

「アンディがメルボルンに帰ってくることを、我々は両手を広げて歓迎します。大きな手術を受けてふたたびツアーに復帰するために立ち直った彼がカムバックする姿を目にすることは、2021年大会のハイライトになるでしょう」と大会ディレクターのクレイグ・タイリー氏はコメントした。

 大会主催者はほかにもアジア・パシフィック枠を含む男子4人と女子3人本戦ワイルドカードを新たに発表し、男子は136位のスミト・ナガル(インド)、171位のアレックス・ボルト(オーストラリア)、196位のアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)、260位のタナシ・コキナキス(オーストラリア)、女子では123位のワン・シユ(中国)、169位のアリナ・ラディオノワ(オーストラリア)、215位のデスタニー・アイアバ(オーストラリア)が本戦出場権を獲得した。(テニスマガジン)

オーストラリアン・オープン本戦ワイルドカード

男子シングルス


1.クリストファー・オコネル(オーストラリア):120位
2.アンディ・マレー(イギリス):122位
3.マーク・ポールマンス(オーストラリア):124位
4.スミト・ナガル(インド):136位、アジア・パシフィック枠
5.アレックス・ボルト(オーストラリア):171位
6.アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア):196位
7.タナシ・コキナキス(オーストラリア):260位
8.未定

女子シングルス

1.ワン・シユ(中国):123位、アジア・パシフィック枠
2.アストラ・シャルマ(オーストラリア):129位
3.マディソン・イングリス(オーストラリア):130位
4.リゼット・カブレラ(オーストラリア):140位
5.アリナ・ラディオノワ(オーストラリア):169位
6.デスタニー・アイアバ(オーストラリア):215位
7.ダリア・ガブリロワ(オーストラリア):450位
8.未定

※文中の世界ランクは12月28日付

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写真◎Getty Images

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