イギリス女子代表チーム監督ケタボンヌに大英帝国勲章「信じられないほど光栄」

写真は2020年フェドカップ予選ラウンドでのアン・ケタボンヌ(イギリス)(Getty Images)

イギリスのローンテニス協会(LTA)が木曜日、ビリー ジーン・キング・カップ(旧フェドカップ)の代表チーム監督であるアン・ケタボンヌ(イギリス)が大英帝国勲章5等勲爵士(MBE:メンバー)を授与されることになったと伝えた。

 現役時代のケタボンヌは国際テニス連盟(ITF)のツアー下部大会でシングルス20勝とダブルス8勝を挙げ、世界ランク自己最高はシングルス48位でダブルス94位だった。グランドスラム大会には本戦で24回プレーし、2012年にはロンドン五輪にイギリス代表として出場した。

 2013年に引退したケタボンヌは2017年にジュディ・マレー(イギリス)から当時のフェドカップ監督の座を引き継ぎ、2019年4月に26年ぶりのワールドグループ昇格に導いた。

 LTAの最高経営責任者(CEO)を務めるスコット・ロイド氏は、「アンは過去20年間に渡って選手として、最近では代表チームの監督としてこの国のテニスに多大な貢献をしてきました。多くの人々にとって彼女がMBEを授与されることは励みになり、LTAの全員が彼女に心からの祝福を送ります」とコメントした。

 ケタボンヌは叙勲の報告を受けたあと、「この国におけるテニスへの貢献と取り組みを認めてもらえたことを信じられないほど光栄に思います。特に恵まれない背景を持つ人々を中心に、他の人がこのスポーツに参加するきっかけになることを願っています」と語った。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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