オーストラリアン・オープン責任者が選手たちに万事うまくいくと保証

写真は2019年オーストラリアン・オープンでのクレイグ・タイリー氏(Getty Images)

オーストラリアン・オープンの責任者であるクレイグ・タイリー氏は例年より3週間遅れで行われる今季最初のグランドスラム大会は2月8日から滞りなく開催されると選手たちに保証し、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの中での検疫プランと措置については忍耐を持って協力して欲しいと頼んだ。

 世界のトッププレーヤーたちは1月15日からメルボルンに到着し始めることになっており、14日間の検疫期間を過ごさなければならない。選手たちはその期間中も安全措置が施されたエリアで毎日決められた時間の練習を行うことを許されているが、それ以外の時間は基本的にホテルに留まっている必要がある。

 チャーター便に関して詳細がはっきり分らずにいるプレーヤーに関するヨーロッパからの報告を受けたタイリー氏は、ツイッターを通して新しい情報をいくつか提供した。オーストラリアン・オープン主催者は選手たちをメルボルンに送るため、ドバイ、シンガポール、ロサンゼルス発の最大20便をチャーターしているところなのだという。

「プレーヤーたちのためのフライトの詳細を詰めるに当たり、不可避な遅延が出ていました。この機会を利用し、最新情報を提供したいと思います」とタイリー氏はツイッターに投稿した。「選手の交通手段に関する計画のパズルにはたくさんのピースがあり、最後のいくつかを現在詰めているところなのです。我々は皆さんの忍耐に感謝しているとともに、時間に余裕がないことを自覚しています」。

 今週は男女のツアー大会が再開され、ソフィア・ケニン(アメリカ)がトップシードとして出場するアブダビWTA女子テニスオープンが水曜日、男子のアンタルヤとデルレイビーチは木曜日から本戦がスタートする。

 1月10日から13日に行われるオーストラリアン・オープン予選は男女とも国外で行われ、男子がカタール・ドーハ、女子はアラブ首長国連邦・ドバイで開催される。

 男子では世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と同2位のラファエル・ナダル(スペイン)などトップ15から14人が集結し、今年は12チームで争われる世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」への出場を予定している。同大会はシーズン最初のグランドスラム大会前にオーストラリアで試合を行う機会を選手たちに与えるため、WTA500の2大会およびATP250の2大会と一緒にメルボルン・パークで2月1日から5日間の日程で行われる。

 最近になってシドニーとメルボルンの一部で小規模な感染者急増が起きたにもかかわらず、主催者は変わらずオーストラリアン・オープンに人数を制限した上で観客を迎え入れる予定でいる。

 テニス・オーストラリア(豪州テニス協会)は今のところ、メルボルン・パークの収容人数の35%の観客を迎えたいと願っている。観客のすべては指定された席に着き、人の移動を最低限に抑えるために会場の敷地内を3つのゾーンに分けて安全確保の措置を取っている。メルボルンの感染者数が増加して衛星面と旅行に関する制限が厳しくなった場合、無観客になる可能性も変わらず残っている。

「もし大会時に感染が広がっていれば、疑いなく政府は観客の人数を減らすか否かについて決断を下すことになるでしょう」とタイリー氏は水曜日にメルボルンのラジオ局『3AW』に語った。「それらについては、我々がいかなる時点でも変更する準備ができていなければならない事柄なのです。我々は地元の人々にとって安全ではない大会を開催する訳にはいきませんから」。

 プレーヤーたちはオーストラリアに向けて旅立つ前に検査を受け、さらに検疫期間の間も毎日検査を受けることになる。

「14日の検疫期間を終えときには、彼らがウイルスをまき散らすような立場には身を置いていないはずです」とタイリー氏は説明した。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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