2018年覇者ティアフォーがフラタンジェロとのアメリカ勢対決を制して8強入り [デルレイビーチ・オープン]

写真は1回戦でのフランシス・ティアフォー(アメリカ)(Getty Images)

2021年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/1月7~13日/賞金総額41万8195ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第8シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)が同胞のビヨン・フラタンジェロ(アメリカ)とのシーソーゲームを6-4 3-6 6-1で制し、同大会で2度目のタイトルを目指す挑戦に勢いをつけた。

 第1セットで最後の4ゲームを連取したティアフォーは、第3セットでは相手に主導権を渡さず試合を締めくくった。彼はフラタンジェロに対し、ファーストサーブからのポイントでわずか8本しか落とさなかった。

「僕たちが古くからの友人で、お互いによく知っている間柄なんだ。彼は手強い対戦相手だよ。仲のよい友人と対戦するのは簡単ではないね」とティアフォーは試合後に語った。

 20歳だった2018年大会でツアー初優勝を果たしたティアフォーは、大会史上初めてワイルドカード(主催者推薦枠)での出場からチャンピオンに輝いた。

「僕はここでプレーするのが大好きなんだ。南フロリダはお気に入りの場所だよ。雰囲気がとてもいいんだ」とティアフォーはコメントした。

 ティアフォーは次のラウンドで、第3シードのアドリアン・マナリノ(フランス)を6-2 7-5で破って勝ち上がったキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する。

「別の日に彼と練習したんだけど、こっぴどくやられたんだ」とノリーは明かした。「彼は素晴らしいプレーをしているよ。動きもいいしサービスも強力だから、本当にタフな試合になりそうだね。だけど僕も調子はいいんだ」。

 そのほかの試合では、第4シードのホベルト・ホルカシュ(ポーランド)がダニエル エライ・ガラン(コロンビア)を6-2 6-2で、予選勝者のロベルト・キロス(エクアドル)は41歳のイボ・カルロビッチ(クロアチア)を6-2 6-4で下し、勝ち上がった両者の準々決勝での対戦が決まった。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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