ホルカシュが全試合ストレート勝利でツアー2勝目、20歳コルダは躍進の準優勝 [デルレイビーチ・オープン]

写真はATPツアー2勝目を挙げたホベルト・ホルカシュ(ポーランド)(Getty Images)

2021年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/1月7~13日/賞金総額41万8195ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第4シードのホベルト・ホルカシュ(ポーランド)がセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-3 6-3で下して全試合ストレート勝利でチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間11分。

 23歳のホルカシュがツアー大会のシングルスでタイトルを獲得したのは、2019年8月のウィンストンセーラム(ATP250/ハードコート)以来で2度目となる。ツアー決勝での戦績は2勝0敗となり、大会後に更新される世界ランクでトップ30に返り咲くことが確実となった。

 今大会でのホルカシュは、初戦となった2回戦でダニエル エライ・ガラン(コロンビア)を6-2 6-2で、準々決勝で予選勝者のロベルト・キロス(エクアドル)を6-4 6-4で、準決勝では予選勝者のクリスチャン・ハリソン(アメリカ)を7-6(4) 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 ツアーレベルの本戦でプレーしたのが5大会目だった20歳のコルダは、準々決勝以上のラウンドに勝ち進んだのは今回が初めてだった。1998年オーストラリアン・オープン優勝者のペトル・コルダ(チェコ)を父に持つコルダは2018年の全豪ジュニアを制した実績を持っており、昨年10月にはフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で予選から16強入りしてブレイクスルーを果たした。

 早い時間帯にはダブルス決勝も行われ、アリエル・ベハール(ウルグアイ)/ゴンサロ・エスコバル(エクアドル)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したクリスチャン・ハリソン/ライアン・ハリソン(ともにアメリカ)を6-7(5) 7-6(4) [10-4]で倒してともにツアー初優勝を飾った。(テニスマガジン)

ATPツアー初優勝を飾ったアリエル・ベハール(ウルグアイ/左)とゴンサロ・エスコバル(エクアドル)(Getty Images)
ATPツアー初優勝を飾ったアリエル・ベハール(ウルグアイ/左)とゴンサロ・エスコバル(エクアドル)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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