コルダとハリソンのアメリカ勢が初のATPツアー準々決勝で勝利 [デルレイビーチ・オープン]

写真はセバスチャン・コルダ(アメリカ)(Getty Images)

2021年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/1月7~13日/賞金総額41万8195ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝が行われ、第4シードのホベルト・ホルカシュ(ポーランド)、キャメロン・ノリー(イギリス)、セバスチャン・コルダ(アメリカ)、クリスチャン・ハリソン(アメリカ)がベスト4に駒を進めた。

 地元アメリカのコルダとハリソンは、ともにキャリア初のATPツアー準々決勝で勝利をおさめた。20歳のコルダが第2シードのジョン・イズナー(アメリカ)との同胞対決を6-3 4-6 6-3で制し、ハリソンはジャンルカ・マジェル(イタリア)を7-6(2) 6-4で倒した。

 元ジュニア世界ナンバーワンのコルダは昨年の秋、自己最高ランキングとなる116位をマークした。彼の父で1998年オーストラリアン・オープン優勝者のペトル・コルダ(チェコ)はデルレイビーチで2度プレーしたが、2回戦より先に勝ち進むことができなかった。

 26歳のハリソンは8度の手術を経験するなどキャリアを通してケガに苦しめられ、世界ランク789位で今大会を迎えていた。ツアーレベルの本戦で過去2勝しか挙げていなかったハリソンは予選2試合を勝ち抜いたあと、マッチ3連勝で準決勝に躍進した。

「本当に素晴らしい気分だよ。僕は今、かなりバランスが取れている状態なんだ。プレーを続けられることができて幸せだよ」とハリソンはコメントした。

 シード勢で唯一4強入りしたホルカシュは、予選勝者のロベルト・キロス(エクアドル)を6-4 6-4で退けた。ノリーは直面した11回のブレークポイントのうち9本をセーブし、第8シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を6-0 3-6 6-4で下して勝ち上がった。

 準決勝ではホルカシュがハリソンと、ノリーはコルダと対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles