セレナが今季の公式戦を白星スタート、次はピロンコバ [ヤラバレー・クラシック]

写真はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ/右)とダリア・ガブリロワ(オーストラリア)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「ヤラバレー・クラシック」(WTA500/オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/1月31日~2月6日/賞金総額44万2020ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第5シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したダリア・ガブリロワ(オーストラリア)を6-1 6-4で下し、今季の公式戦初戦を勝利で飾った。試合時間は1時間34分。

 上位10シードは初戦がBYEで免除されており、セレナはこの試合が初戦だった。3日前に南オーストラリア州アデレードで行われたエキシビションマッチに出場したセレナは、大坂なおみ(日清食品)を6-2 2-6 [10-7]で破っていた。

 セレナは次のラウンドで、第9シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を1-6 6-4 6-2で破って16強入りを決めたツベタナ・ピロンコバ(ブルガリア)と対戦する。両者は昨年9月にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の準々決勝で顔を合わせてセレナが4-6 6-3 6-2で勝ったが、フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の2回戦はセレナがアキレス腱の故障で棄権したため実現していなかった。

 この日はほかにも2回戦が4試合行われ、第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、第7シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)、第8シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、第13シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)のシード勢が16強入りを決めた。

 そのほかの試合では、第11シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、第14シードのナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)、アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)、カミラ・ジョルジ(イタリア)、グリート・ミネン(ベルギー)、ベラ・ズボナレワ(ロシア)が2回戦に駒を進めた。

 この大会は「メルボルン・サマーシリーズ」の一環として行われ、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の前哨戦のひとつとして他のWTA500イベント2大会と一緒にメルボルン・パークで開催されている。今年のオーストラリアン・オープンは新型コロナウイルス(COVID-19)の規制のために従来より3週間開始を遅らせ、2月8日にメルボルン・パークで開幕する予定になっている。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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