ロシアとイタリアが決勝進出、スペインはナダルの出番ないまま敗退 [ATPカップ]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images) 2020年

2020年に新設された世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・メルボルン/2月2~6日/賞金総額750万ドル/ハードコート)の大会5日目のデイセッションは準決勝の2対戦が行われ、シングルス2勝を挙げたロシアとイタリアの勝利が決まった。

 ロッド・レーバー・アリーナはロシア(グループD1位)がドイツ(グループA1位)を2勝1敗で、ジョン・カイン・アリーナではイタリア(グループC1位)がスペイン(グループB1位)を3勝0敗で下してそれぞれ決勝進出を決めた。

 世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)はこの日もプレーせず、前年準優勝国スペインはエースの出番がないまま敗退した。

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる影響を受けてシーズン序盤の日程が大幅に変更されたため、今年の大会は規模を縮小して12チームで争われる。24チームが参加した昨年は3会場(ブリスベン、パース、シドニー)で行われたが、今回はATP250の2大会と一緒にメルボルン・パークで開催されることになった。

 今年のATPカップは最初の3日間で12ヵ国が3チームによる4グループに分れて総当たり戦を実施し、残りの2日間で各グループの1位による決勝トーナメントを行い優勝チームを決定する。試合はシングルス2試合(ベスト・オブ・3セットマッチ)とダブルス1試合(第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で争われ、先に2勝を挙げたチームが勝者となる。(テニスマガジン)

準決勝|2月6日(土)

【DAY SESSION】

ドイツ(グループA1位)1-2 ロシア(グループD1位)

R1 ●ヤン レナード・ストルフ 6-3 1-6 2-6 ○アンドレイ・ルブレフ
R2 ●アレクサンダー・ズベレフ 6-3 3-6 5-7 ○ダニール・メドベージェフ
R3 ○ケビン・クラウィーツ/ヤン レナード・ストルフ 6-3 7-6(2) ●エフゲニー・ドンスコイ/アスラン・カラツェフ

イタリア(グループC1位)3-0 スペイン(グループB1位)

R1 ○ファビオ・フォニーニ 6-2 1-6 6-4 ●パブロ・カレーニョ ブスタ
R2 ○マッテオ・ベレッティーニ 6-3 7-5 ●ロベルト・バウティスタ アグート
R3 ○シモーネ・ボレッリ/アンドレア・ババソリ 不戦勝 ●パブロ・カレーニョ ブスタ/マルセル・グラノイェルス

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles