最終日はコンタベイトとアン・リーが勝利、決勝は行われず大会は終了 [グランピアンズ・トロフィー]

写真は2回戦でのアン・リー(アメリカ)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「グランピアンズ・トロフィー」(WTA500/オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/2月3~7日/賞金総額23万5820ドル/ハードコート)は日程が遅れたために決勝を行わないことを女子テニス協会(WTA)が決断し、女子シングルス準決勝を制した第6シードのアネット・コンタベイト(エストニア)とアン・リー(アメリカ)はともに準優勝者が得られるのと同じポイントを獲得した。

 この大会はオーストラリアン・オープンに向けて手配されたチャーター便でメルボルン入りした際に同乗者に陽性者が出たことで練習するための外出もできない「ハードロックダウン」を課された選手たちを救済するため、WTAによって「メルボルン・サマーシリーズ」に急遽追加されたものだった。

 この大会は、オーストラリア到着後に14日間の隔離を強いられ、ホテルから出て練習することを許されなかった選手たちのために開催されたものだった。大会は水曜日に始まったが、検疫ホテルのスタッフのひとりが陽性と診断されたことが判明したため木曜日は丸一日試合が中断されていた。

 試合はコンタベイトが第5シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)に2-6 6-3 [11-9]で競り勝ち、リーは第7シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)との同胞対決を7-6(5) 6-7(5) [10-6]で制した。(APライター◎ジョン・パイ/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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