「調子はよくなかったけど、夢中で走った」日比野菜緒が2年連続初戦突破 [オーストラリアン・オープン]
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/14666/images/main_097fa3f0c1e67d8e89c6a432793479cd.jpg?w=850)
完全アウェーの雰囲気に負けず、勝利をもぎ取った日比野の試合後のコメント。
「ファーストセットは、試合が2ヵ月ぶりでよくわからない感じで。セカンドセットも先にブレークされてしまったんですが、最後はなんとか気持ちで持ち直したという感じです。とにかく走ることを意識しました。正直、調子があまりよくなかったんですが、コートにボールを入れて走ったら、なんとかなると思って夢中でやっていました」
「今日は勝つことに精一杯で理想のテニスができなかったですが、次にまたチャンスがあるので、明日一日しっかり調整して臨みたいと思います。会場には日本の方はあまりいらっしゃらなかったですが、テレビの向こう側でたくさんの方が応援してくれていると信じて次も頑張ります」
日比野は、前哨戦のギップスランド・トロフィー(WTA500/ハードコート)にエントリーしていたが、肩に痛みがあったため大事をとって欠場していた。
全豪は6年連続出場。昨年は予選から勝ち上がり、本戦で初勝利をマークした。2回戦ではシード選手のマリア・サカーリ(ギリシャ)と対戦し、6-7(4) 4-6で敗れていた。
25歳のシャルマとは、プロツアーでは今回が初対戦。ジュニア時代には2度対戦し、いずれも日比野がストレートセットで勝っていた。
日比野は2回戦で、第20シードのサカーリとクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)の勝者と対戦する。
土居美咲(ミキハウス)とのペアでダブルスにも参戦している日比野は、初戦でパウラ・バドーサ(スペイン)/ダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)と対戦する予定になっている。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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