「初めて背中の痛みが治まってきた」3回戦でノリーをストレートで下したナダル [オーストラリアン・オープン]

この日初めてサービスが普通に打てたと喜んだラファエル・ナダル(スペイン)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)がキャメロン・ノリー(イギリス)を7-5 6-2 7-5で退けベスト16に進出した。試合時間は2時間14分。

 試合の直後に出てきたのは反省の言葉だった。

「すべての試合はタフ。彼はここまでいい試合をして勝ち上がってきた。セットの序盤にあったチャンスを生かせず、どんどん難しくなっていた。0-30、ブレークポイントもあったのに。でも世界でもトップレベルの相手なのだから、苦労はする。勝てたのはいい気分だ。アンフォーストエラーを減らしたい。明日も練習してさらによくなりたい」

 気になる背中の状態も、初めて上向きになったと明るい表情を見せた。

「15日間ずっとよくならなかった。でも、今日初めて少しよくなった。15日間、サービスを変えて打ってきたが、今日ウォーミングアップで初めて普通に打ってみて問題なかった。悪くなかったよ。さらによくなっていけばいい。背中の状態がよくなってきたのが一番うれしいこと」


ノリーを相手にサービスを打ち込むナダル

 月曜日の4回戦で対戦するファビオ・フォニーニ(イタリア)の状態もチェックしているようだ。

「ファビオとはこれまで何度も対戦してきて、何度か負けている。(ナダルの12勝4敗)ここに来る前ケガをしていたから、勝利に飢えているはずだ。今日はアレックス・デミノー(オーストラリア)に3セットで素晴らしい勝利。彼は自信満々でくるはず。だから僕は少しでも向上しないといけない。ベスト16で簡単な相手などいない。いい準備ができればいい。彼とはいい関係だ。タフな相手。今日は素晴らしい勝利だったから、しっかり準備したい」(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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