セレナがハレプに2019年ウインブルドン決勝の借りを返し、大坂との準決勝へ [オーストラリアン・オープン]

写真はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ/左)とシモナ・ハレプ(ルーマニア)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第10シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-3 6-3で退けベスト4に進出した。試合時間は1時間21分。

 全豪に3年連続20回目の出場となる39歳のセレナは、これまでに7度の優勝(2003年、05年、07年、09~10年、15年、17年)を飾っている。昨年は3回戦で、ワン・チャン(中国)に4-6 7-6(2) 5-7で敗れていた。前哨戦のヤラバレー・クラシック(WTA500/ハードコート)では3試合に勝ったあと、準決勝を棄権して今大会に備えていた。

 2017年大会でのセレナはすでに妊娠していたが、決勝で姉のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を6-4 6-4で倒してグランドスラム23勝目を挙げていた。それ以降のセレナは四大大会決勝に4度進出したがすべて敗れており、今大会ではグランドスラム大会シングルス優勝回数でマーガレット・コート(オーストラリア)の持つ史上最多記録「24」に追いつくことを目指している。

 この結果でセレナは、ハレプとの対戦成績を10勝2敗とした。最後の対戦だった2019年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の決勝はハレプの完璧なプレーを前にセレナが2-6 2-6で敗れたが、同年の全豪4回戦ではセレナが6-1 4-6 6-4で勝っていた。

 今大会でのセレナは1回戦でラウラ・シグムンド(ドイツ)を6-1 6-1で、2回戦でニーナ・ストヤノビッチ(セルビア)を6-3 6-0で、3回戦で19歳のアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を7-6(5) 6-2で、4回戦では第7シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-4 2-6 6-4で破って8強入りを決めていた。

 セレナは準決勝で、第3シードの大坂なおみ(日清食品)と対戦する。大坂は準々決勝で、シェイ・スーウェイ(台湾)を6-2 6-2で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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