ジョコビッチがマドリッド・オープンでタイトル防衛に挑まない決断

写真は2019年マドリッド・オープン男子シングルス表彰式でのノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/5月2~9日/賞金総額322万6325ユーロ/クレーコート)が大会公式ツイッターを更新し、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が出場を取り消したと発表した。

 ジョコビッチはツイッターの投稿を通して「今年はマドリッドに行ってファンの皆さんに会うことができず申し訳ありません」と報告し、「あれからもう2年というかなり長い時間が過ぎました。来年お会いできることを願っています」とコメントした。

 マドリッド・オープンで2019年まで4年連続11回プレーした33歳のジョコビッチは、これまでに3度(2011年、16年、19年)タイトルを獲得。前回大会では決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)を倒し、今大会にはディフェンディング・チャンピオンとして出場する予定だった。

 2週間前のモンテカルロ(ATP1000)で今季のクレーコートシーズンを開始したジョコビッチは、2大会で3勝2敗と低迷している。モンテカルロは3回戦でダニエル・エバンズ(イギリス)に4-6 5-7で、前週のベオグラード(ATP250)では準決勝でアスラン・カラツェフ(ロシア)に5-7 6-4 4-6で敗れていた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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