元世界13位ドルゴポロフが現役引退を発表「思い描くレベルに戻れなかった」

写真は2012年シティ・オープンでタイトルを獲得したアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)(Getty Images)

32歳のアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)が自身のインスタグラムを更新し、プロテニスのキャリアに終止符を打つと発表した。

 ドルゴポロフはインスタグラムに投稿したメッセージの中で「皆さん、私は自分のスポーツ選手としてのキャリアを終えることを発表したいと思います。素晴らしい旅であり、私の人生そのものでした」と報告し、「残念ながらこの数年間で何度か手首の手術を受け、自分の思い描くパフォーマンスができるレベルに戻ることができませんでした。制限や痛みがある状態でプレーしても仕方がありません」と説明した。

 2006年にプロ入りしたドルゴポロフは2011年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で8強入りし、同年7月のウマグ(ATP250/クレーコート)でATPツアー初優勝を飾った。

 ツアー大会でシングルス3勝(ダブルス1勝)を挙げたドルゴポロフの世界ランク自己最高は13位(ダブルスは42位)で、最後にタイトルを獲得した2017年2月のブエノスアイレス(ATP250/クレーコート)では決勝で日本の錦織圭(日清食品)を倒していた。(テニスマガジン)


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写真◎Getty Images

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