バーティがバドーサにチャールストンの雪辱、決勝は2大会連続サバレンカとの対決に [マドリッド・オープン]

写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月29日~5月9日/賞金総額254万9105ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したパウラ・バドーサ(スペイン)を6-4 6-3で退け2週連続優勝に王手をかけた。

 2015年全仏ジュニア優勝者で23歳のバドーサは、同大会でベスト4に進出した初のスペイン人女子プレーヤーとなっていた。

「彼女にとって大きな大会だったということは分かっている。彼女は並外れたレベルのプレーをしたわ。彼女のサービスは特によかったし、フォアハンドでコントロールを握ることができていた。今日は私にとってチャレンジだった。私は可能な限り、彼女の力を無効化しようしていたの」と世界ランク1位のバーティはコメントした。

 チャールストンの準々決勝でバーティに勝っていたバドーサは、今年の2月以降にバーティを倒した唯一の選手だった。バーティは現在レッドクレーで16連勝中であり、今年4度目の決勝をプレーすることになる。彼女はこれに先立ちプレーした3つの決勝ですべて勝者となっている。

 世界ランク1位のバーティは決勝で、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-2 6-3で破って勝ち上がった第5シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。ふたりは2週間前にシュツットガルト決勝でも顔を合わせており、バーティが3-6 6-0 6-3で勝っていた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(APライター◎テレス・アゾーニ/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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