20歳のコルダがクレーコートで初の準決勝進出「もの凄くうれしい」 [エミリア ロマーニャ・オープン]

写真はBMWオープンでのセバスチャン・コルダ(アメリカ)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「エミリア ロマーニャ・オープン」(ATP250/イタリア・エミリア ロマーニャ州パルマ/5月23~29日/賞金総額54万1800ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、20歳のセバスチャン・コルダ(アメリカ)が第8シードの西岡良仁(ミキハウス)を6-3 6-3で倒してベスト4に進出した。

 第1セットでたちまち3-0とリードした世界ランク63位のコルダは、そのまま振り返ることなくクレーコートでは初の準決勝に向けて突き進んだ。

「僕は素晴らしい試合をプレーした。彼がいいテニスをしていることは知っていたよ。リヨンでは準々決勝に進出したよね。僕にとってはクレーコートで初の準決勝になるから、もの凄くうれしいよ」とコルダはコメントした。

 コルダは次のラウンドで、第4シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-2 6-4で破って勝ち上がった第6シードのトミー・ポール(アメリカ)と対戦する。

「トミーとは本当にいい友達なんだ。僕らはよく一緒に練習しているし、本当に楽しい試合になるだろうね。彼はここまで素晴らしいプレーをしているから、いい試合になることを願っているよ」とコルダは語った。

 これは彼らにとって、ツアーレベルでは2度目のマッチアップとなる。初顔合わせだった1月のデルレイビーチではコルダが1セットダウンから逆転勝利をおさめ、最終的に決勝に進出していた。シードダウンが続出した今大会で、ポールはまだ勝ち残っている唯一のシード選手でもある。

 もうひとつの準決勝は、ジャウメ・ムナール(スペイン)と唯一勝ち残っている地元選手のマルコ・チェッキナート(イタリア)の対決となった。

 世界80位のムナールが第5シードのリシャール・ガスケ(フランス)を6-1 6-1で下し、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したチェッキナートはラッキールーザーから勝ち上がってきたノルベルト・ゴンボス(スロバキア)を6-3 6-1で退けた。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の開幕日が1週間遅れた中、ATPツアーのカレンダーに新たに追加されていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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