錦織がハチャノフを倒して3回戦へ、またも5セットマッチを制す [フレンチ・オープン]

写真は錦織圭(日清食品)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、錦織圭(日清食品)が第23シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を4-6 6-2 2-6 6-4 6-4で振りきりベスト32に進出した。試合時間は3時間59分。

 最終セットで相手にブレークポイントを与えなかった錦織は、第10ゲームをラブゲームでブレークして死闘を締めくくった。

 ロラン・ギャロスに9年連続11回目の出場となる30歳の錦織は、3度のベスト8(2015年、17年、19年)がこれまでの最高成績。秋に開催された昨年は、2回戦でステファノ・トラバグリア(イタリア)に4-6 6-2 6-7(7) 6-4 2-6で敗れていた。

 この結果で錦織は、ハチャノフとの対戦成績を4勝2敗とした。クレーコートでは先月のマドリッド(ATP1000)の1回戦で顔を合わせたばかりで、錦織が6-7(6) 6-2 6-2で勝っていた。

 今大会での錦織は、1回戦で予選勝者のアレッサンドロ・ジャンネッシ(イタリア)を6-4 6-7(4) 6-3 4-6 6-4で破って勝ち上がっていた。

 2021年クレーコートシーズンでの錦織はここまで3大会でプレーし、4勝3敗の戦績で今大会を迎えている。

 錦織は3回戦で、予選勝者のヘンリー・ラクソネン(スイス)と対戦する。ラクソネンは2回戦で、第11シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-3 2-6 6-3 6-2で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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