ガウフとのマッチ9連勝同士の対決を制したクレイチコバがノーシードから4強に躍進 [フレンチ・オープン]

写真はバーボラ・クレイチコバ(チェコ)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)が第24シードのコリ・ガウフ(アメリカ)を7-6(6) 6-3で下してノーシードからベスト4に躍進した。試合時間は1時間50分。

 ガウフは第2セット0-5から3ゲームを連取して粘りを見せたが、クレイチコバが2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして試合を締めくくった。クレイチコバは5-1から40-0として最初のマッチポイントを迎えたが、ガウフに凌がれて最終的に6度目のチャンスをものにした。

 グランドスラム大会のシングルス本戦に4度目の出場となる25歳のクレイチコバは、2018年にカテリーナ・シニアコバ(チェコ)とのダブルスでタイトルを獲得。秋に開催された昨年の大会では4回戦でナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)に6-2 2-6 3-6で敗れたが、四大大会シングルスでの最高成績をマークしていた。

 両者は今回が初対戦。ふたりはともに今大会前にプレーした大会で優勝しており、お互いにマッチ9連勝でこの試合を迎えていた。

 今大会でのクレイチコバは1回戦でクリスティーナ・プリスコバ(チェコ)を5-7 6-4 6-2で、2回戦で第32シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-2 6-3で、3回戦で第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-3 6-2で、4回戦ではスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-2 6-0で破って8強入りを決めていた。

 クレイチコバは次のラウンドで、第8シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と第17シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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