今季不振のジャン・シューアイが地元優勝を目指すコンタとの決勝へ [ノッティンガム・オープン]

写真はジャン・シューアイ(中国)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「バイキング・オープン・ノッティンガム」(WTA250/イギリス・ノッティンガム/6月7~13日/賞金総額23万5238ドル/グラスコート)の女子シングルス準決勝が行われ、第1シードのジョハナ・コンタ(イギリス)と第4シードのジャン・シューアイ(中国)がタイトルをかけて対決することになった。

 コンタが第15シードのニーナ・ストヤノビッチ(セルビア)に6-2 6-7(2) 7-5で競り勝ち、ジャンは第14シードのローレン・デービス(アメリカ)を6-4 6-3で退けた。

 今大会に3年ぶり5度目の出場となる30歳のコンタは、2017年と18年の準優勝がこれまでの最高成績。前回プレーした2018年は、決勝でアシュリー・バーティ(オーストラリア)に3-6 6-3 4-6で敗れて涙を飲んでいた。ツアー決勝の戦績が3勝5敗のコンタは、初の地元優勝とグラスコートでの初タイトルを目指している。

 32歳のジャンは今シーズンが開幕してから7大会連続初戦敗退を喫するなど不振に陥っていたが、昨年1月のホバート(WTAインターナショナル/ハードコート)以来の決勝でツアー3勝目に王手をかけた。

 決勝で対戦する両者の過去の対戦成績は、5勝1敗でコンタがリード。前回のマッチアップは2019年8月のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の3回戦で、コンタが6-2 6-3で勝っている。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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