前回準優勝のオジェ アリアシムがツアー初タイトルを目指してチリッチと対決 [メルセデス・カップ]

写真はマリン・チリッチ(クロアチア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「メルセデス・カップ」(ATP250/ドイツ・シュツットガルト/6月8~13日/賞金総額61万8735ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準決勝が行われ、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)とマリン・チリッチ(クロアチア)がタイトルをかけて対決することになった。

 第3シードのオジェ アリアシムがサム・クエリー(アメリカ)を6-4 7-5で倒し、2014年USオープン優勝者のチリッチは6-3 1-0とリードしていた時点でワイルドカード(主催者推薦枠)での参戦から勝ち上がってきたユーリ・ロディオノフ(オーストリア)がケガを理由に棄権したため勝ち上がった。

 2018年のクイーンズクラブを最後にタイトルから遠ざかっているチリッチは、ツアー決勝では18勝14敗の戦績を残している。

 シュツットガルトでは前回開催された2019年の決勝でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に敗れていた20歳のオジェ アリアシムは、8度目のツアー決勝で初優勝を目指している。土曜日の準決勝ではクエリーに対して13本のサービスエースを決め、一度もブレークポイントに直面しなかった。

 チリッチはオジェ アリアシムと対戦した過去2試合でいずれも勝者となっているが、グラスコートでプレーするのは今回が初めてとなる。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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