準々決勝が雨により延期に、アザレンカは棄権 [バート ホンブルク・オープン]

写真はbett1オープンでのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「バート ホンブルク・オープン」(WTA250/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月20~26日/賞金総額23万5238ドル/グラスコート)の女子シングルス準々決勝が雨のため延期となり、金曜日に準々決勝と準決勝が行われることになった。

 ドイツ中央部のバート ホンブルクでは雨のため試合の実施は不可能だったが、それでも準決勝進出者がひとりが決まった。というのも、ウインブルドンを考慮してか第2シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が棄権したのだ。

 その理由についてWTA(女子テニス協会)はすぐに明らかにはしなかったが、この棄権のおかげで第7シードのサラ・ソリベス トルモ(スペイン)が不戦勝で準決勝に進出することになった。彼女は次のラウンドで、第8シードのラウラ・シグムンド(ドイツ)とカテリーナ・シニアコバ(チェコ)の勝者と対戦する。

 そのほかの準々決勝では第1シードのペトラ・クビトバ(チェコ)が第5シードのナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)と、第4シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)はアマンダ・アニシモワ(​アメリカ)と顔を合わせる。

 アザレンカは前日に行われた2回戦で、アリゼ・コルネ(フランス)に対して3時間近くを要した厳しい試合を切り抜けたばかりのところだった。

 この大会は昨年6月に第1回大会が行われる予定だったが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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