ケルバーが母国ドイツで2018年ウインブルドン以来のタイトルを獲得「本当に特別なこと」 [バート ホンブルク・オープン]

写真は地元優勝を飾ったアンジェリック・ケルバー(ドイツ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「バート ホンブルク・オープン」(WTA250/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月20~26日/賞金総額23万5238ドル/グラスコート)の女子シングルス決勝で、第4シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)がカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を6-3 6-2で退け2018年ウインブルドン以来となるタイトルを獲得した。

 2年ぶりに決勝に戻って母国の観客の前でプレーしたグランドスラム大会優勝歴3回のケルバーは、ツアー13勝目を挙げる過程でシニアコバのサービスゲームを6度ブレークした。

「ここで優勝できたというのは、本当に特別なことだわ。素晴らしい気分よ。皆さん、ありがとう」とケルバーは語った。彼女は準決勝で、第1シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を接戦の末に倒していた。

 ケルバーが母国でツアー大会を制したのは、2015年と2016年のシュツットガルトに続いて3度目となる。

 ウインブルドンに第25シードで出場するケルバーは、1回戦でニーナ・ストヤノビッチ(セルビア)と対戦する予定になっている。元ダブルス世界ランク1位のシニアコバはWTAツアーのシングルス決勝でプレーしたのは6度目だったが、戦績は2勝4敗となった。

 ダブルス決勝も行われ、第1シードのダリヤ・ユラク(クロアチア)/アンドレア・クレパーチ(スロベニア)が第2シードのナディヤ・キッシャノック(ウクライナ)/ラルカ・オラル(ルーマニア)を6-3 6-1で下して同ペアでの初優勝を飾った。

 この大会は昨年6月に第1回大会が行われる予定だったが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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