クレイチコバがグランドスラム優勝者としてウインブルドンのシングルス本戦に初出場

写真はウインブルドンに向けて会場入りしたバーボラ・クレイチコバ(チェコ)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)が月曜日、2年ぶりの開幕を迎える。

 フレンチ・オープン新チャンピオンのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)は大会前のビデオ記者会見のためにオールイングランド・クラブのメイン会見室入っていったとき、辺りを見回して「大きいわ」と言ってから「オーマイゴッド(何てこと)」と囁いた。

 このような大会前のメディアサービスは通常、グランドスラム優勝者や優勝候補たちのためのものだ。しかしクレイチコバは、これまで一度もウインブルドンのシングルス本戦でプレーしたことがなかった。

 過去にダブルスで優勝経験があったとはいえ、フレンチ・オープンでのシングルス優勝は彼女が同種目でプレーした5度目のグランドスラム大会本戦で実現した。

「私がナーバスになってることが分かるでしょう? 私の声は…こういったことは私には非常に目新しく、エキサイティングかつ特別だから言葉ではうまく言い表せないわ」とクレイチコバはコメントした。

「またそれは、ストレスを感じさせられることでもあるわ。こんなことが起こると予想してはいなかったから。でも私は今、ここにいるのね」

 クレイチコバは火曜日に予定されている1回戦で、クララ・タウソン(デンマーク)と対戦することになっている。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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