ガウフがフェデラーの前にセンターコートでプレーすることを“前座”と表現 [ウインブルドン]
2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の女子シングルス3回戦で、第20シードのコリ・ガウフ(アメリカ)がカーヤ・ユバン(スロベニア)を6-3 6-3で退けベスト16に進出した。
このあとにはロジャー・フェデラー(スイス)の試合がセンターコートで組まれており、木曜日の2回戦でも同じようなスケジュールだった。
そのことについてガウフは、「コンサートなどで有名な大物アーティストの前にまだ無名のアーティストが演奏したりするでしょう? それと同じようなことだと私は考えたいの」と話した。
彼女はフェデラーのマネージメント会社に所属しているため、もしかすると彼はガウフが2019年に15歳の予選勝者としてウインブルドン4回戦まで驚きの快進撃を果たしたあとに貰ったいくつかのアドバイスを受け持っていたかもしれない。彼女はある選手から助言を受けたと言ったが、それが誰かは明かさなかった。
「何かよいことをするときには、ときどき自分自身を褒めることも必要よ。とてもシンプルなことだけど、強く心に残っているわ」とガウフは語った。
300位以下だったときに起きた2年前のブレイクのあと、彼女が信頼しているもうひとつの助言は元アメリカ大統領の妻であるミシェル・オバマ氏から受けた「何かに『ノー』と言っても構わない」というものだった。
ガウフは今年が最後となる伝統的ミドルサンデーのあとに行われる4回戦で、アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を2-6 6-0 6-1で破って勝ち上がった第25シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦することになる。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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