女子で唯一の優勝経験者ケルバーがムチョバを下してベスト4に進出 [ウインブルドン]

写真はアンジェリック・ケルバー(ドイツ)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第25シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)が第19シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を6-2 6-3で下してベスト4に進出した。試合時間は1時間15分。

 ウインブルドンに2年ぶり13回目の出場となる33歳のケルバーは、2018年にタイトルを獲得。前回開催された2019年はディフェンディング・チャンピオンとして臨んだが、2回戦でローレン・デービス(アメリカ)に6-2 2-6 1-6で敗れていた。

 前哨戦のバート ホンブルク(WTA250)で優勝して今大会に臨んでいるケルバーは、グラスコートでの連勝を「10」に伸ばした。

 この結果でケルバーは、ムチョバとの対戦成績を3勝0敗とした。両者は2019年にハードコートで2度顔を合わせ、3月のマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー)の2回戦は3-6 6-3 6-3で、4月のモンテレイ(WTAインターナショナル)の2回戦では6-3 6-4で、いずれもケルバーが勝っていた。

 今大会でのケルバーは1回戦でニーナ・ストヤノビッチ(セルビア)を6-4 6-3で、2回戦でサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を7-5 5-7 6-4で、3回戦でアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を2-6 6-0 6-1で、4回戦では第20シードのコリ・ガウフ(アメリカ)を6-4 6-4で破って8強入りを決めていた。

 ケルバーは準決勝で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)とノーシードから勝ち上がってきたアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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