「私はまだグランドスラム大会で優勝するチャンスを手にしている」とサバレンカ [ウインブルドン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝が行われ、ボトムハーフ(ドローの下半分)からはアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と第8シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)がベスト4に駒を進めた。

 第2シードのサバレンカが第21シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-4 6-3で倒して今季の女子ツアー最多となるマッチ34勝目をマークし、第8シードのプリスコバはノーシードから勝ち上がってきたビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)を6-2 6-2で退けた。

 ジャバーのテニスはドロップショットや様々な角度とスピンなど、斬新さと微妙なタッチに満ちている。一方のサバレンカはパワーを前面に押し出した強打が武器であり、絶えずアグレッシブにいくスタイルで27本のウィナーを奪うとともに20本のアンフォーストエラーを犯した。

「彼女は人生でもっとも重要な試合をプレーしたのよ」とジャバーはコメントした。

 23歳のサバレンカはこれに先立ちどのグランドスラム大会でも4回戦を超えたことがなかったが、この日見せたのは『素晴らしいパフォーマンスだった』ということには同意した。

「私はまだグランドスラム大会で優勝するチャンスを手にしているわ。私は自分の目標を果たすため、できる限りのことをするつもりよ」とサバレンカは語った。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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