女子準決勝はバーティ対ケルバー、サバレンカ対プリスコバ [ウインブルドン]
2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の大会10日目は、女子シングルス準決勝などが行われる予定になっている。
今大会で準決勝に進出した4人の女子プレーヤーのうち、オールイングランド・クラブでこの段階まで至った経験があるのは第25シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)しかいない。そして彼女は今、勝ち残っている中で彼女以外に唯一グランドスラム大会を制したことがある第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦する。
ケルバーは2016年のオーストラリアン・オープンとUSオープンに加えて2018年ウインブルドンでもタイトルを獲得しており、今年はグラスコートでベストの調子を取り戻したように見えている。バーティは2019年にフレンチ・オープンで優勝し、ウインブルドンでは2011年にジュニアの部でチャンピオンに輝いたことがある。
もうひとつの準決勝では、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と第8シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が顔を合わせる。グランドスラム大会で初の決勝進出を目指すサバレンカは、これまで4回戦より先に勝ち進んだことがなかった。
プリスコバは2016年USオープンで決勝に舞台に立ったことがあるが、そこでケルバーに敗れていた。彼女はこれまでのところ、今大会でまだ1セットも落としていない。
女子ベスト4の顔ぶれの中ではバーティ、プリスコバ、ケルバーの3人が世界ランク1位を経験している。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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