上地結衣を倒した大谷桃子は準決勝でモンジェーヌに惜敗 [ウインブルドン車いすの部]

写真はイメージ(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の車いす女子シングルス準決勝で、大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)はクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)に6-7(3) 6-4 4-6で競り負けた。試合時間は2時間25分。

 グランドスラムに2大会ぶり4度目の出場となる25歳の大谷は、初勝利を挙げた2020年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で上地結衣(三井住友銀行)との日本人対決の決勝に2-6 1-6で敗れたしたが準優勝に輝いた。今大会の1回戦では第2シードの上地を6-3 6-4で倒し、7度目の対戦で上地から初勝利を挙げていた。

 モンジェーヌは最終ラウンドで、第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)と対戦する。デ グロートは準決勝で、ジョーダン・ワイリー(イギリス)を6-4 6-1で下しての勝ち上がり。

 大谷はアンヘリカ・ベルナール(コロンビア)とのペアでダブルスにも出場おり、第2シードの上地/ワイリーに対する初戦を控えている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。(テニスマガジン)

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