上地/ワイリーがベルナール/大谷を下して4年ぶりの優勝に王手 [ウインブルドン車いすの部]

写真は2019年ウインブルドンでの上地結衣(三井住友銀行)(撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の車いす女子ダブルス1回戦で第2シードの上地結衣(三井住友銀行)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)がアンヘリカ・ベルナール(コロンビア)/大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)を6-1 6-2で退け、同ペアでの4年ぶりの優勝に王手をかけた。試合時間は1時間1分。

 ワイリーと上地のコンビは、2014年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)からグランドスラム5大会連続制覇を果たし、ウインブルドンでは2014年から4連覇を達成。2020年シーズンの上地/ワイリーは、全豪とUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でタイトルを獲得した。

 シングルスに第2シードで出場していた上地は1回戦で大谷に3-6 4-6で敗れ、大谷もこの日行われた準決勝でクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)に6-7(3) 6-4 4-6で惜敗していた。

 上地/ワイリーは決勝で、モンジェーヌ/ルーシー・シューカー(イギリス)と対戦する。モンジェーヌ/シューカーは1回戦で、第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)を6-3 3-6 7-5で下しての勝ち上がり。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。(テニスマガジン)

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撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA

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