ジョコビッチが2度目のサービング・フォー・ザ・セットでベレッティーニから第2セットを奪取 [ウインブルドン]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア/手前)とマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が対戦。第1セットを6-7(4)で落としたジョコビッチが第2セットを6-4で取り返し、セットカウント1-1のタイに追いついた。

 第2セットの第1ゲームをブレークしたジョコビッチは4-0とリードを広げ、自身のサービスゲームをひとつ落としたが2度目のサービング・フォー・ザ・セットをラブゲームでものにした。

 両者の過去の対戦成績は、2勝0敗でジョコビッチがリード。初対戦だった2019年11月の「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)のラウンドロビン(グループ内総当たり戦)は6-2 6-1で、先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の準々決勝では6-3 6-2 6-7(5) 7-5で、いずれもジョコビッチが勝っている。

 今シーズンのジョコビッチはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)とフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)を制しており、今大会で勝つと四大大会優勝回数で男子の最多記録を持つラファエル・ナダル(スペイン)とロジャー・フェデラー(スイス)の「20」に並ぶことができる。

 前哨戦のロンドン(ATP500)で優勝して今大会を迎えている25歳のベレッティーニはグラスコートでの連勝を「11」に伸ばして初のグランドスラム決勝に臨んでおり、イタリア人男子として初のウインブルドン制覇を目指している。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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