メクティッチ/パビッチがウインブルドンに続く栄誉、クロアチア勢対決制し金メダルに輝く [東京2020]

左から銀メダルのチリッチ(左)/ドディグ(クロアチア)、金メダルのメクティッチ(右)/パビッチ(クロアチア)、銅メダルのダニエル(左)/ビーナス(ニュージーランド)(Getty Images)


 1年遅れでの開催となる世界的なスポーツの祭典「東京オリンピック2020テニス競技」(東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/7月24日~8月1日/ハードコート)の男子ダブルス決勝で第1シードのニコラ・メクティッチ/マテ・パビッチ(クロアチア)がマリン・チリッチ/イバン・ドディグ(クロアチア)との同国対決を6-4 3-6 [10-6]で制し、東京大会のテニス競技で最初の金メダルを勝ち獲った。試合時間は1時間36分。

 今シーズンに入ってペアを結成したメクティッチとパビッチのクロアチア人コンビは、男子プロツアーで14大会に出場してウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を含む8勝を挙げていた。クロアチア人選手がオリンピックで銀メダル以上を獲得したのは、史上初となる。

 東京オリンピックでのメクティッチ/パビッチは1回戦でマルセロ・デモリナー/マルセロ・メロ(ブラジル)を7-6(6) 6-4で、2回戦でロレンツォ・ムゼッティ/ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を7-5 6-7(5) [10-7]で、準々決勝で日本のマクラクラン勉(イカイ)/錦織圭(日清食品)を6-3 6-3で、準決勝ではオースティン・クライチェク/テニス・サングレン(アメリカ)を6-4 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 これに先立ち同種目の3位決定戦が行われ、マーカス・ダニエル/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)がクライチェク/サングレンを7-6(3) 6-2で倒して銅メダルを確保した。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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