コリ・ガウフがコロナ感染について語る「嗅覚を失った以外は問題ない」
17歳のコリ・ガウフ(アメリカ)は新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したのと同じ週に、最初のワクチン接種を受ける予定になっていた。彼女このコロナ感染で東京オリンピック出場取り消しを余儀なくされ、臭覚を失うことになった。
「多くの症状が出なかったことはよかったわ。私はほとんど無症状だったの」とガウフは木曜日にシティ・オープンでビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に対するエキシビションマッチに参加する前に語った。
「私は嗅覚を失っただけで、今もそのままなの。でもそれ以外では問題ないわ」
7月18日に自身のSNSを更新したガウフはウイルス検査で陽性だったため、その直ぐあとに始まる予定だった東京オリンピック欠場を余儀なくされたと発表した。それは彼女がその若いキャリアの中で、2度目のウインブルドン4回戦進出を果たした約2週間後のことだった。
6月のフレンチ・オープンでグランドスラム大会の準々決勝に初めて進出した世界ランク25位のガウフは、常に世界中を渡り歩くプロテニスツアーの性質と彼女が18歳以下であることによってワクチン接種を受けることが難しかったのだと話した。
「本当の問題は、間隔を空けてワクチンを接種しなければならないことなの。明らかに、国から国へ渡り歩くのは難しいわ。でも私はできる限り早く接種するつもりよ」
彼女のプランは8月16日の週に行われるシンシナティの大会直後に最初のワクチンを接種し、8月30日に開幕するUSオープンのあとに2回目の接種するというものだ。
ウイルスに感染したあとガウフはフロリダの自宅に帰り、可能な限り早く1日2回の練習を始めていた。彼女は土曜日、ワシントンDCの大会でもうひとつエキシビションマッチをジェシカ・ペグラ(アメリカ)に対してプレーする予定になっている。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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