フェルナンデス/国枝慎吾は3年連続初戦で敗れる [オーストラリアン・オープン:車いすの部]

今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の車いすの部の男子ダブルス1回戦で、グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)/国枝慎吾(ユニクロ)は第2シードのアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(ともにイギリス)に6-7(2) 6-3 [5-10]で敗れた。試合時間は1時間54分。

 両ペアがグランドスラムで対戦したのは今回で8度目だったが、ヒュウェット/リードが7勝目を挙げた。

2020年車いすテニス|PHOTOアルバム

 国枝とフェルナンデスのコンビは、今回が11回目のグランドスラム出場。昨年6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)では、同ペアでの初優勝を飾っていた。

 ヒュウェット/リードは決勝で、第1シードのステファン・ウッデ/ニコラ・パイファー(ともにフランス)と対戦する。ウッデ/パイファーは1回戦で、ヨアキム・ジェラード(ベルギー)/ベン・ウィークス(オーストラリア)を6-3 6-4で下しての勝ち上がり。

 シングルスに第1シードで出場している国枝は、この日行われた準決勝でヒュウェットを6-3 6-3で破り、2年ぶり10回目の優勝に王手をかけていた。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会では、シングルスでフェルナンデスとディーダ・デ グロート(オランダ)が優勝。ダブルスはジェラード/ステファン・オルソン(スウェーデン)とデ グロート/アニーク・ファンクォト(オランダ)がタイトルを獲得した。

※写真はグスタボ・フェルナンデス(右)/国枝慎吾(アルゼンチン/ユニクロ)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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