サバレンカがアザレンカとのベラルーシ対決を制して4強入り [国立銀行オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「国立銀行オープン」(WTA1000/カナダ・ケベック州モントリオール/8月9~15日/賞金総額183万5490ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第8シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)との同胞対決を6-2 6-4で制してベスト4に進出した。

 第1セットを先取した世界ランク3位のサバレンカは第2セットで2-4とリードを奪われていたが、そこから4ゲームを連取して勝利をもぎ取った。79分を要したこの試合で、彼女は7本のサービスエースを決めた。

「厳しい試合だったから、勝つことができて満足よ。彼女は非常にいいプレーをしていて第2セットはトリッキーだったけど、あのセットの終わりに挽回して勝つことができて本当にうれしいわ」とサバレンカは振り返った。

 最終セットに持ち込むことができに敗れたアザレンカは、「私はただ、自分のチャンスを掴めなかったと感じているわ。それだけのことよ」と試合後に語った。

 サバレンカは次のラウンドで、サラ・ソリベス トルモ(スペイン)を6-4 6-0で破って勝ち上がった第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する。

 そのほかの試合ではカミラ・ジョルジ(イタリア)が第15シードのコリ・ガウフ(アメリカ)を6-4 7-6(2)で退け、ジェシカ・ペグラ(アメリカ)は第13シードのオンス・ジャバー(チュニジア)に1-6 7-6(4) 6-0で逆転勝利をおさめ、勝ち上がった両者がもうひとつの準決勝で顔を合わせることになった。

 ふたりは2019年にワシントンDCの決勝で対決し、NFLのバッファロー・ビルズとNHLのバッファロー・セイバーズのオーナーの娘であるペグラがWTAツアーで唯一のタイトルを獲得していた。

 26歳のジャバーは6月にバーミンガムの大会を制し、WTAツアー大会のシングルスで優勝した初のアラブ人プレーヤーとなっていた。

 ジョルジは17歳のガウフに勝ったあと、「素晴らしい試合だったと思うわ。私はとても安定性のあるプレーができていたし、非常に高いレベルだったんじゃないかしら」とコメントした。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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