ティアフォーが元世界1位マレーに勝った翌日にモンテーロを倒して8強入り [ウィンストンセーラム・オープン]

写真はフランシス・ティアフォー(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ウィンストンセーラム・オープン」(ATP250/アメリカ・ノースカロライナ州ウィンストンセーラム/8月22~28日/賞金総額540万4435ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第13シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)がチアゴ・モンテーロ(ブラジル)に7-5 7-6(2)で競り勝ち8強入りを決めた。

 前日に第1セットで3つのセットポイントを凌いだ末にグランドスラム大会を3度制した実績を持つ元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)を7-6(4) 6-3で倒したティアフォーは、この勝利で好調さを裏付けた。

 世界ランク51位で23歳のティアフォーは第12ゲームで唯一のブレークに成功し、第1セットを取った。彼は第2セットでもモンテーロのサービスゲームで最初の2ポイントを取ってふたたびチャンスを掴んだが、サービスエースを2本連続で決められて凌がれた。最終的にタイブレークまでもつれ込んだが、ティアフォーが2-0、5-1とリードを奪って主導権を握って勝利に向けて突き進んだ。

 ティアフォーは次のラウンドで、ラッキールーザーとして本戦入りしたマックス・パーセル(オーストラリア)を7-5 6-2で破って勝ち上がったミカエル・イーメル(スウェーデン)と対戦する。

 センターコートのより早い時間帯では第1シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が第16シードのドミニク・コプファー(ドイツ)を6-2 6-3で退け、第14シードのリシャール・ガスケ(フランス)は第3シードのダニエル・エバンズ(イギリス)を6-4 7-6(4)で倒した。

 そのほかの試合では第4シードのマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6-3 0-6 6-2で振りきった第15シードのカルロス・アルカラス(スペイン)のほか、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)、マルコス・ギロン(アメリカ)、エミール・ラウスビュオーリ(フィンランド)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではカレーニョ ブスタがイバシカと、ガスケがラウスビュオーリと、アルカラスはギロンと顔を合わせる。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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