初の秋開催となるインディアンウェルズにジョコビッチ、バーティ、大坂らがエントリー

写真は2016年BNPパリバ・オープン男子シングルス表彰式でのノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 男女共催のツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000、WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/ハードコート)のエントリーリストが発表され、男女とも世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)とアシュリー・バーティ(オーストラリア)が名を連ねた。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックで2度に渡って延期されたあと、大会史上初めて秋に開催されることになった。

 2019年以来2年ぶりに南カリフォルニアの砂漠地帯に戻ってくるこの大会は、10月4日から17日の日程で行われる。昨年の大会は延期となったまま開催されず、2021年大会は3月に行われるはずだったが秋に時期を移すことが決まっていた。

 男子の新記録となる6度目の優勝を目指すジョコビッチは今年、すでにオーストラリアン・オープン、フレンチ・オープン、ウインブルドンを制している。今シーズンのバーティはここまで、ウインブルドンを含む5つのタイトルを獲得した。

 男子ではジョコビッチのほかオーストラリアン・オープン準優勝者のダニール・メドベージェフ(ロシア)、フレンチ・オープン準優勝者のステファノス・チチパス(ギリシャ)、東京オリンピック金メダリストのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)、そしてウインブルドン準優勝者のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)らが顔を揃える。

 女子では元チャンピオンの大坂なおみ(日清食品)、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)、エレナ・ベスニナ(ロシア)、シモナ・ハレプ(ルーマニア)、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)らも帰還を予定している。そのほかに世界2位のアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、ウインブルドン準優勝者のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、東京オリンピック銅メダリストのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、元オーストラリアン・オープン優勝者のソフィア・ケニン(アメリカ)、フレンチ・オープン優勝者のバーボラ・クレイチコバ(チェコ)らが出場する予定になっている。

 また今回は18歳のカルロス・アルカラス(スペイン)、17歳のコリ・ガウフ(アメリカ)、19歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ)という3人のティーンエイジャーたちがインディアンウェルズでデビューを予定している。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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