ジョコビッチの年間グランドスラムを阻止したメドベージェフが3度目の正直でグランドスラム初優勝 [USオープン]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)との頂上決戦を6-4 6-4 6-4で制してグランドスラム初優勝を飾った。試合時間は2時間16分。
フラッシングメドウに5年連続出場となった25歳のメドベージェフは、2019年の準優勝がこれまでの最高成績だった。昨年はセットを落とさず勝ち上がったが、準決勝でドミニク・ティーム(オーストリア)に2-6 6-7(7) 6-7(5)で敗れていた。
2019年USオープン決勝でラファエル・ナダル(スペイン)にフルセットで敗れた25歳のメドベージェフは今年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でも決勝でジョコビッチに阻まれており、3度目のチャンスで悲願を達成した。
この結果でメドベージェフは、ジョコビッチとの対戦成績を4勝5敗とした。今シーズンは2月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の決勝で顔を合わせ、ジョコビッチが7-5 6-2 6-2で勝っていた。
今大会でのメドベージェフは1回戦でリシャール・ガスケ(フランス)を6-4 6-3 6-1で、2回戦でドミニク・コプファー(ドイツ)を6-4 6-1 6-3で、3回戦でパブロ・アンドゥハル(スペイン)を6-0 6-4 6-3、4回戦で第24シードのダニエル・エバンズ(イギリス)を6-3 6-4 6-3で、準々決勝で予選勝者のボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-3 6-0 4-6 7-5で、準決勝では第12シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を6-4 7-5 6-2で破って決勝進出を決めていた。
2021年シーズンのジョコビッチはグランドスラム3大会連続優勝を飾っており、今大会で男子では1969年のロッド・レーバー(オーストラリア)以来となる『年間グランドスラム(同じ年に四大大会全制覇)』達成と男子の最多記録を分かち合っているロジャー・フェデラー(スイス)とナダルを追い抜く21回目のグランドスラム制覇を目指していた。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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