国枝慎吾がヒュウェットの単複2冠を阻んで大会連覇を達成 [USオープン車いすの部]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の車いす男子シングルス決勝で、第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)が第2シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス)を6-1 6-4で下して大会連覇を達成した。試合時間は1時間11分。
国枝がグランドスラムのシングルスでタイトルを獲得したのは、昨年のUSオープン以来で通算25回目(全豪10回、全仏7回、全米8回)となる。
フラッシングメドウに5年連続13回目の出場となった37歳の国枝は、これまでにシングルスのタイトルを7度(2007年、09~11年、14~15年、20年)獲得。昨年は決勝でヒュウェットに6-3 3-6 7-6(3)で競り勝ち、5年ぶりにチャンピオンの座を奪回した。
今大会での国枝は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のケーシー・ラツラフ(アメリカ)を6-1 6-0で、準決勝ではゴードン・リード(イギリス)を4-6 6-4 6-2で破って決勝進出を決めていた。
ヒュウェットは前日にリードとのコンビで第1シードとして臨んだダブルスで大会5連覇を遂げており、単複2冠を目指していた。
車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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