USオープン準優勝のフェルナンデスが接戦の末に第9シードを打破して16強入り [WTAインディアンウェルズ]

写真はレイラ・フェルナンデス(カナダ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/10月6~17日/賞金総額876万1725ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第23シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)が第9シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)に5-7 6-3 6-4で競り勝ちベスト16に進出した。

 USオープン準優勝者のフェルナンデスは第3セット第8ゲームで15-40とされてブレークバックのピンチを迎えたが、そこから4ポイントを連取して5-3とリードを維持した。パブリウチェンコワは次のゲームをキープして望みをつないだが、フェルナンデスが最初のサービング・フォー・ザ・マッチで試合を締めくくって1セットと1ブレークダウンから巻き返した試合をものにした。

 フェルナンデスは次のラウンドで、イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を6-0 6-2で下して勝ち上がったシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)と対戦する。

 コリ・ガウフ(アメリカ)とのペアでダブルスにも出場しているフェルナンデスは、前日に行われた2回戦で第5シードのニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/デミ・シヒュース(オランダ)をストレートで退け8強入りを決めている。

 より早い時間帯の試合では、アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)が2015年大会チャンピオンで第11シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を7-5 6-4で倒す番狂わせを演じた。前のラウンドでUSオープン優勝後の初試合に臨んだ第17シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を破っていたサスノビッチにとって、これはグランドスラム大会優勝経験者に対する2試合連続の金星となった。サスノビッチがツアー大会の本戦で3試合を勝ち上がったのは、2019年1月のシドニー以来となる。

 そのほかの試合では第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第4シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、第19シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第24シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、第27シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が4回戦に駒を進めた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となり、2021年大会は3月から延期されて史上初めて秋に開催されることが決まっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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