ディミトロフがフルカチュに競り勝ち準決勝へ、ATPマスターズ1000の大会でマッチ100勝目をマーク [ATPインディアンウェルズ]

写真はグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/10月7~17日/賞金総額914万6125ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第23シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が第8シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)に3-6 6-4 7-6(2)で競り勝ちベスト4に進出した。

 フルカチュはコードボールによって今大会で初めてセットを落とし、ディミトロフは両手を上げて謝罪のジェスチャーをした。

 第3セットで2-5と劣勢に立たされていたフルカチュはそこから3ゲームを連取して5-5に追いつくと、勝負をタイブレークに持ち込んだ。しかし彼はその時点ですでに疲れ果ててしまったように見え、最後の3ポイントでアンフォーストエラーを連発して試合を落とした。

「明らかに僕は最強の状態ではなかったけど、疲れていても試合を通して何とかすることができると感じていたよ。それが大きな違いを生みだしたんだ」とディミトロフはコメントした。

 ATPマスターズ1000の大会で節目となるマッチ100勝目を挙げたディミトロフは準決勝で、第11シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-0 6-2で破って勝ち上がった第21シードのキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となり、2021年大会は3月から延期されて史上初めて秋に開催されることが決まっていた。(APライター◎ベス・ハリス/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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